はじめまして、この度新たにキャリア開発研究会のメンバーとして携わることとなりました、浜松と申します。
この度はこのコラムという場で自分のキャリアを振り返りながら、私の経験や考え方で、少しでも読んでくださった方の背中を押すことができたらいいなと思っております。
堅苦しい形で始めてしまいましたが、こんな人もいるんだなと、気軽に読んでいただけるとうれしいです。
【これまでのキャリアを辿ってみる】
現在、動物看護師として働きながら、病院で簡単な事務仕事や経理、広報等を担当しています。また副業という形でキャリアコンサルタントの仕事も受けています。
最初からこのようなキャリアを歩みたいと考えていたわけではなく、このようなキャリアに至るまでにいろんな経験をしてきました。簡単に振り返ってみたいと思います。
まずわたしは最初から動物看護師を目指していたわけではなく、少し特殊なキャリアを経て、現在にいたっております。
高校生の頃、中高の教員になりたいと思い、教員免許が取得できる4年生の大学(文学部)に進学しました。
しかし学生生活を送りながら、
”教員(学校)という狭い世界で生きていくことは性格上合っていないのかもしれない”
”初めから選択肢が狭まっているのではないか”
と思い、潔く教職は辞めて、企業への就職を目指しました。
そして3年間製薬会社の営業職として働き、結婚と転勤を機に退職。2か月ほど次の仕事について考えながら、愛犬をお迎えしたことをきっかけに、動物看護師を目指そうと思い立ちました。
(ここに至るまでもいろいろと考えたことがありますが、長くなってしまうのでまた別の機会に…)
ちょうど国家資格化が決まったタイミングだったため、専門学校に通うのか、実務経験5年を積んで国家資格を取るのか悩みましたが、チャレンジングな性格上、学校に通っている時間がもったいないと感じたため、未経験でも採用してくれる病院を探して、就職しました。
無事に実務経験5年を経て、国家試験に合格し、それと同時に国家資格化した動物看護師の可能性をもっと広げることはできないかと考え、キャリアコンサルタントの資格取得のための勉強を始めました。
キャリアコンサルタントの存在は、仲地さんの学会での講義や雑誌の連載等で知りました。
こうして今一緒に活動させていただいていること、大変うれしく思います、ご縁に感謝ですね!
そして今年キャリアコンサルタントの資格も無事に取得し、私自身いろいろな働き方について考えながら現在の病院に転職し、様々な仕事内容に取り組ませていただいています。
同じ講座を受けて資格取得を目指していた仲間のご縁で、キャリアコンサルタントの仕事も今月から始まり、目まぐるしい日々を送っています。
ここまで仕事について振り返ってきましたが、”キャリア”は仕事のみを指す言葉ではありません。
わたしはプライベート・趣味(いわゆる推し活)が第一なので、趣味に支えられている部分が多いです。
プライベートの充実は仕事においても相乗効果をもたらすと思っているので、思いつめてしまっている人は自分の好きなもの、好きなことも大切にしてください。
【転機と学び】
私にとっての転機は、大学4年生時の就職活動…いわゆる就活だったと思います。
半年程とても思い悩みながら就活をすることとなりますが、この時に自己分析をしっかりとできたこと、やりたいことやりたくないこと、向いていること向いていないことがはっきりとわかったことは今でも財産になっていると思います。
なぜこの仕事・職種を選んだのか
なぜこの企業を選んだのか
自分のどのような部分(強み)が活かせるのか
この仕事を通してどのように成長できるのか
などは転職や新しいことに挑戦するにあたり、意識的に考えるようにしています。
面接対策などで当たり前のように考えると思いますが、働いているうちに忘れます。
また面接やエントリーシートに書く内容は体裁上、どうしても本音ではないことが多くなりますよね。(受かるためにはそれも必要です)
皆さんは本気で自分と向き合ったことはありますか?
わたしは就活のときに初めて自分と向き合い、自分には何もできないのではないか、何もないのではないかと不安になったことを覚えています。
自分と向き合うということはとても体力、精神力を使うものだと思います。
わたしも自分と向き合うことから逃げて、気休めにいろいろな就活対策本を読み、うまい言い回しでエントリーシートを取り繕い、面接対策をしました。もちろんあまりうまくいかず、最初の一か月はやみくもにエントリーシートを送っていた気がします。
何か大きなきっかけがあったわけではないのですが、このままではいけないと感じ、企業分析やエントリーシートを書いて送ることよりも、自分と向き合うことを始めました。
細かい部分は割愛しますが、「働く(労働する)のであれば、”人の役に立っている”といことを肌で感じられる仕事がしたい」「広義での医療に携わりたい」という2点が自分の中での軸となり、そこからこの2点について深掘りをしていきました。
これは今でも軸になっていると思います。
【今後の展望について考えてみる】
先述した通り、わたしは動物看護師の仕事の幅を広げたい、可能性を広げたいと考えています。
人の看護師は、動物看護師と比べ物にならないほど働き方に選択肢があります。
またアメリカなど動物医療先進国と比べても専門職としての誇りやプライドはもちろん、給与面での待遇にも大きな違いがあると感じています。
国家資格化したことによる良い変化も出てきていると思いますが、まだまだ世間からの認知度も低く、動物看護師間でも意識的な差が大きいと感じています。
具体的に何をすればこの状況を変えることができるのかはわかりませんし、数年で何かが変わるとは思っていません。正確な数字はわかりませんが、体感的に離職率も高く、年齢を重ねるにつれて、第一線で活躍するには体力的にもつらくなってくる部分があると思います。
しかし、数年間動物医療に携わり、この仕事にたくさんのやりがいや魅力を感じ、もっと働き方の選択肢が増えて、心身共に豊かになれば、生涯続けられる仕事になるのでないかと思っています。まずは自分でそれを証明してみたいという気持ちから、今は少し特殊な働き方をしています。(現在の勤め先の院長に自分がやりたいことを伝えたところ、むしろいろいろな選択肢をもらい、日勤・夜勤・事務・広報など様々な経験をさせてもらっています)
まとまりのない文章になってしまいましたが、
・こんなキャリアを歩んできた動物看護師もいるよということ
・本気で自分と向き合うということは、簡単なことではなく、体力・精神力を使うことになるが、一生涯のものになること(働いてみて考えが変わることは大いにあるので、何か節目があった際には再度向き合ってみてください)
・動物看護師という仕事に魅力を感じ、もっといろんな働き方の選択肢があってもいいじゃないかと考えて動いている人がいるよということ
上記を知っていただけたら嬉しいです。
また別の機会でいろいろとお話できたらと思います。
お読みいただき、ありがとうございました!
