愛玩動物看護師の誕生
2019年6月21日、動物看護師を国家資格とする法律が、国会で全会一致で可決されました。
そして、2022年、私たち動物看護職はついに「愛玩動物看護師」として国家資格の仲間入りを果たしました。
これは、動物医療の一員としての役割が社会的に認められ、専門職としての責任と信頼が一層高まったことを意味します。
でも、こんな声も耳にします。
「資格を取ったのに、仕事の内容は変わらない」
「これからのキャリアをどう考えればいいかわからない」
「一生、現場で働き続けられるのかな…?」
そんな「キャリアのモヤモヤ」を感じている方にこそ、今改めて「自分らしいキャリア」について考えてほしいのです。
資格は<ゴール>ではなく、新たな<スタート!>
国家資格の取得は、キャリアの通過点のひとつ。ゴールではありません!
資格取得によって「できること」が増えた今、どのようにそれを活かすかは、私たち一人ひとりに委ねられています。
たとえば…
- 動物医療の現場で専門性をさらに深める
- 個人の強みを活かし、役割の幅を拡げる
- 企業や教育機関など、病院以外のフィールドに挑戦する など
どれも<国家資格を持つ愛玩動物看護師>だからこそ、広がる可能性です。
キャリアは「選ぶ」ものではなく「築く」もの
キャリアとは、役職や職歴のことだけを指すのではありません。
「どんな働き方をしたいか」「どんな人になりたいか」
自分の納得のいく生き方、そのものです。
すぐに明確なゴールが見えなくても大丈夫!
大切なのは、小さな違和感や希望に耳を傾けること。
「やってみたいこと」や「ちょっと苦手だな」と感じることこそが、あなたのこれからを形づくるヒントになります。
「一人で築く」のではなく「周囲と育てていく」キャリア
国家資格化により、動物看護職はますます「チーム医療」の中核を担う存在となります。
キャリアを考えるうえでも、上司や同僚、家族との対話はとても大切。
「どう働いていきたいか」「何に悩んでいるか」を考える時間は大切ですが、
実は、誰かに話すことで、考えが整理されたり深まったり、新たな視点や応援が得られることも多くあります。
- 今の仕事に、どんなやりがいを感じていますか?
- 5年後、10年後にどんなふうに働いていたいですか?
- そのために、どんな経験や力が必要だと思いますか?
これらの問いに<正解はありません!>
一度立ち止まって考えることで、これからの道のりが少しずつ見えてくるはずです。
国家資格化された今だからこそ、自分自身のキャリアを
「誰かに決められるもの」ではなく「自分で描けるもの」として
育てていきましょう!

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「今のモヤモヤを晴らしたい!」
「今後の方向性について考えたい!」
という方は、ぜひご利用ください!
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